件名 | 西尾市入母屋の家 |
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所在地 | 西尾市上町 |
建物用途 | 戸建住宅 |
構造・階数 | 木造・2階 |
建築面積 | 112.39㎡ |
延べ面積 | 173.15㎡ |
竣工 | 平成28年5月 |
設計趣旨 | 建設予定地は、西尾市郊外の集落に位置する茶畑であり、現況は南側道路より約1m高く、自然環境に恵まれた敷地である。施主は親子5人が周りに気兼ねなく暮らせ、キッチンよりリビングが見渡せる和風住宅を希望された。そこで、現況地盤より約1.2mの盛土を行い高さ2.2mの鉄筋コンクリート擁壁を築造するとともに、敷地周辺は高さ1.8mの目隠し塀を設けることでプライバシーを確保した。また前面道路より、十分なセットバックを取ることで、5台分の駐車スペースを確保するとともに、ゆとりのあるアプローチ空間となるように配慮した。LDKの平面計画はキッチンよりリビングが見渡せる対面式キッチンを中心に計画した。キッチン前面は、実用性を考慮して収納カウンターを設けた。屋根は一部入母屋とし、化粧垂木とする事で和風住宅の外観を強調した。建物の断熱材にはフォームライトSL(発砲ウレタンフォーム)を使用し、外部開口部は一部Low-E複層ガラスを使用する事で、省エネルギー等級4の基準に適合する住宅とした。 |